Art Antiques Interiors Fair in London
気付けば、もう1月も中旬ですね!そういえば日本では成人式というのがこの頃のような…。
自分にとって遠い昔だったのもありますが、最近日本の祝日にすっかり疎くなりつつある私です…。
さて、今日は先週末に行って来たアンティークフェアのお話です。
行って来たのはこちら!
各ディーラーさんの世界感が溢れるブース出展の他、イベント会場でのトークイベント、関連書籍の販売、カフェもある、ヴィンテージ&アンティーク品が実際に見れる&学べる&買えるイベントです!
サイズとしては小振りな展示会でしたが、Antique&Decorative Fairに似た感じで、ディスプレイが美しくインスピレーショナルな展示会でした。会場では一足先に桜がお出迎え。
以前Antique&Decorative Fairに行った時の記事はこちら。
アンティークディーラーの方によるセミナーも聴講し、「アンティークは実際に見て、触れて感じるもの」というお言葉を聞きました。
最近ではオンライン販売も増えたものの、やはり歴史を越えて息づくデザインや、その存在感は実際に見ると見入ってしまうものです。
特にここは、Art Antiques Interiors Fairというだけあって、インテリアに取り入れられたアート&アンティークがテーマで、各ブースはそれぞれのディーラーさんのお店のようです。(実際にはオンラインショップのだけの方もいらっしゃると思いますが)
イギリス、フランス、ミッドセンチュリー、イタリア、雑貨…トラディショナルなものから、ディーラーさんの完成でミックスされたエクレクティックなものは、様々な独特の世界観が楽しめます。
自分がいいな、と思うものたちにはどこか共通点があるらしく、それを探れるというのも面白いです。
やはり私は1900年代前半のアイテムに目が止まりやすく、イギリスだと世界各地のものが混ざっているビィクトリアンなどが好きです。
それぞれの歴史を持ち合わせ、個性豊かな多様性に惹かれるところがあり、そんなエクレクティクなスタイルを見ると、なぜか「豪華競演!」という言葉が浮かびます。
いくつか個人的にですが、惹かれたところをご紹介しようと思います。
(実はこういった展示会やディーラーさんによっては写真撮影は好まず、許可を頂いて撮るので、どうしても枚数が限られる…。)
最後に出会ったしまった&今回一番よかったと思ったのはこちらです。
(いくつかの電球が切れてしまっていたのが残念…)
最初に目に止まったのは、ベースが何とも言えないガラスのテーブルで、次にその先のソファの上に置かれた日本の帯?!に目が止まりました。
以前も他の展示会で、帯をクッションをしたものは目にしました。このディーラーさんは何と元がファッションデザイナーだそうで、これを元に何か立体的なオブジェにしては!?などと盛り上がりました。
「日本の帯や着物は美しい…」という彼に、嬉しくなった私は思わず「Thank you〜!」って…
別に私のことじゃないんですが笑。
それでもやはり日本のものが好まれるというのは、嬉しいですね。
こういう場所ではそんなディーラーさんとのお話も楽しいものなのです。
「個性豊かな競演」という感じがして、何かの音楽が聞こえてきそうです。
会場の一角にあった雑誌販売コーナーで、こちらのHome & Antiquesを定期購読してみることに!
だって、特別価格な上に、キャンペーンで雑誌より大きいAntiques Handbookも付いてきたのです。
実はすでに「World of Interiors」という雑誌も定期購読中だけど…良しとしましょう!
寝る前にワイン片手に?これらを眺めてくつろぐのが、至福の一時なのでございます。
Judith Millerさんはアンティーク専門家として多くの本を出されています。なんとこの会場にいらっしゃって、サインをもらえると聞いて(ミーハー笑)、ブースに行ったけれどもういなかった…。
Furnitureという本は、インテリアデザインを勉強した際の歴史の参考書で、おすすめの一冊です。
何だかまだまだ書けてしまいそうですが…今日のところはここまで!
1月末には、またバタシーパークのアンティーク&デコラティブフェアにも行くので、その様子も書こうと思います♪