もういくつ寝ると〜♪
日本では同じみのこの曲、お正月を楽しみに待つ曲ですね。
早いもので今年もあと数日を残すばかり…。
日本のお正月は、こちらのクリスマスに似てると思います。
みんながそこへ向かって盛り上がって行き、家族でしみじみとゆく年くる年に想いを馳せ、過ぎると祭りの後のような少々のせつなさと共に日常に戻る…。(と思うのは私だけ?)
こちらはもうクリスマスを過ぎて4日目…。お正月へのもうひと踏ん張り?は感じさせるものの、なんだか日本の1月3日くらいの気分です。笑
ちなみに私の大好きな映画のひとつ、「Love Actually」はクリスマス前への盛り上がりが描かれてますが、これは何度見ても心がじわ〜っとなる映画です。
ロンドンでのクリスマスは、友人宅に招かれてのパーティーでとても楽しく過ごしました。
クリスマスの伝統料理、ターキーのローストも頂きました!
思えばイギリスに来た頃は全然お友達もいなかったので、それに比べれば多くのご縁に恵まれて嬉しい限りです。
余談ですが、先日イギリス人の友人に聞かれました。
「日本人は伝統的にクリスマスにKFCでチキンを買うのは本当か?!」
昔の自分は、ターキーを知らなくて、クリスマスにはチキンを食べるものだと思っていたかもしれません…。
クリスマスの本当の意味も果たしてどこまで知っていたのでしょうか…。今も学び中の日々ですが。
今回はそんな私の目から見た、ロンドンのクリスマスの様子を少々…。
11月頃から街にはイルミネーションが輝き出し、クリスマスの訪れを知らせているみたいです。
写真はリージェントストリートでの一枚。クリスマス前のにぎやかさが、歌となって聞こえてきそうです。
(私にとってはどうしても、クリスマスを感じさせる歌は山下達郎だったり、竹内まりやだったりするのです…。笑)
カードショップにはいろいろなグリーティングカードが並びます。日本で言う年賀状のような感じでしょうか。
これまた余談ですが(多い!笑)カードと言えば、こちらに来た最初の頃に思ったのが、このカードの種類の多さ!
バースデーや、クリスマスはもちろん、婚約、結婚、出産、進学、転職、新居など…ありとあらゆるものがあります。
これはイギリスではそうなんですが、他のヨーロッパの国では違うみたいです。
それと、面白いなぁと思ったのが、バースデー&クリスマスなどは、
Dear Dad, Dear Mum…など相手先別のものがあって、さらにStepDad、StepMumなどあります。
(Source:https://www.notonthehighstreet.com)
StepDadは、母親の再婚相手、ということですね。
Step familyというのは、両親のどちらかの再婚によってできた家族で、こちらではとても多く日常的によく聞きます。
子供がいても結婚していないカップルも多いし、同性婚も認められているので、いろんなカップルがいます。
今となっては特別に感じることはないのですが、最初はその多様さにびっくりしたものです。
みんな違って、みんないいんだと私は思います。そんな多様性への寛容さがカードにも現れています。
これは今年にもらったり、送ったりしたカード達の一部。
クリスマス時期に送られるカードは、メッセージにも種類があります。
"Merry Christmas" " Happy New Year" ”Seasonal Greetings” などなど。
必ずしも皆がクリスマスをお祝いするわけではないので、選ぶ時は少々考えます。
宗教色の強いもの、キャラクターもの、手作りなど、いろいろあって迷ってしまいます。
どこでもカードは売っていますが、好きなのはPaperchaseというお店。割とデザインに凝ったエッジの効いたものが多いです。
http://www.paperchase.co.uk
今年はなんと日本の浮世絵をモチーフにしたものを見つけました。(写真の左上に小さく載ってます)
日本の浮世絵はこちらで人気のようです。思わず買ってしまいました。
ちなみに右上の屏風のカードは、日本から送られたものです。
日本でも人気の写真入り、という方法もあったようで…早めの準備が必要でした。
日本の年賀状との違いは、クリスマス前に送るということでしょうか。
早い年賀状は12月初めから届き始めます。12月頃からは皆クリスマスカードを送り合うので、郵便局は大忙しです!
日本の年賀状も元旦に着くには12月25日までに…と言われますが、こちらも送り先によりそれがあって、日本に出す場合は12月7日まで!だそうで…。
それを知ったのがすでに12月中旬だったので、手遅れでした。笑
そうそう、12月25日はお店もみんな閉まって、電車もバスも一切動きません。
徹底した休み方!最初は驚きましたが、それに合わせて準備するので、そういうものになっています。
(そんな景色は、ロンドン一日ゴーストタウン、という感じで少々圧巻です。←私だけ?)
不便と言えばそうですが、それによってみんなが楽しい時間を過ごせるのなら、その方が幸せなのだと今は思います。
イギリスで過ごすクリスマスはこれが4回目です。これから回を重ねる毎にいろんなクリスマスの思い出が増えていくのが、今からとても楽しみです♪
みなさまもどうぞよいお年をお迎え下さいませ。