自分へのおもてなしー部屋の空気が変わるということ。
去年の年末に納めさせて頂いたおうちのパーティーに伺う予定ですが、そういうお付き合いはとても嬉しいですね。
実家を含め、去年はいくつものインテリアのビフォー&アフターと、それに伴うライフスタイルの変化のようなものをしみじみと感じました。
家がきれいになると、清々しい気持ちになれます。居心地もいいし、家で過ごす時間も長くなりますね。
増して、それが自分の大好きなものに囲まれた、こだわりの空間だったら尚更でしょう。
おもてなし、というものが楽しくなりますね。
でも、おもてなしって、誰かのためだけではなく、自分にしてもいいと思うんです。
そう改めて思うのは、プロジェクトが終わった後のご自宅にお呼ばれして、そこで以前とは違う空気を感じる時です。
特に、テーブルウェアやクッション、グリーンも加わると、空気がふわっと変わる気がします。
Livable な空間。
直訳すると”呼吸のできる”ですが、生きがいのある、価値のある、という意味です。
息吹が吹き込まれた、という感じでしょうか。
インテリアが変わってから、家で過ごす時間がくつろげるものに変わって嬉しい、そしてインテリアをもっと楽しみたくなったと。そんなことを言われた時は、とても嬉しかったです。
インテリアが変わることの本当の価値は、そこにあると改めて思いました。
今はみなさん忙しい時代です。慌ただしい日々の中で、家にいる時間は短いかもしれません。
忙しいという字は、”心”を亡くすと書くけれど、いろいろ慌ただしくて自分のことは後回し。。。わかります。同じです。笑
でも、見る度に幸せを感じるものが近くにあるということ、例え短い時間の中にも、そんな瞬間があるというのは、幸せですね。
インテリアが変わると、空気が変わり、
それを吸う人の中身も変わり、
時間の過ごし方が変わり、
1時間が、1日が、週末が、1ヶ月が、1年が、と変わっていく。
少し大げさかもしれませんが、人生が変わるかもしれないと思いました。
だからこそ家は、心からくつろげて明日に前向きになれる場所であって欲しいと思います。
かつてお客様に言われました。
”洋子さんのお仕事って、人を幸せにする仕事ですね” と。
私が創れるのはインテリアですが、その先にそれがあるとしたら、とても嬉しいです。
素晴らしいご縁に感謝しつつ、これからも頑張りたいと思います!